求人情報誌に時々ある虚偽の記載
仕事を探している人にしてみれば、求人情報に記載されている内容がすべてです。その情報を見て、続けられる仕事かどうか、応募したいかどうか、を判断します。内容に虚偽の記載があれば、一体何を基準にして仕事を探せば良いのか分からなくなってしまいます。雇う側も、希望とは違う人が何人面接に来ようが時間の無駄になってしまいます。条件や特記しておくべき仕事の注意点があれば記載しておくべきでしょう。しかし実際には求人情報誌に載っていた内容と実際とが違うこともよくあります。面接で判明したらまだ良いですが、入社してから話が違う、となったら悲惨です。互いに時間もお金も無駄にすることになります。
なぜそんなことが起こるかといえば、理由はひとつしかありません。実際の仕事内容、条件、福利厚生を書けば応募してくる人が少ないと考える会社が、求人情報誌に過大な内容を記載してしまうからです。お金を払って求人を出すのですから、都合の悪いことは書かずに良いことだけを前面に出す、くらいは許される範囲だと思うのですが、嘘はいけません。入社後に話が違う、とトラブルになるような嘘を記載する会社も残念ながらあります。このようなトラブルを防ぐためにも、入社してしばらくは求人情報誌を保管しておいたほうが良いでしょう。また仕事を探す側の人も、条件面等は面接できちんと聞いておくべきでしょう。週1日からOK、と書いてあっても週に3日、4日勤務できる人がいれば雇う側としてはそちらのほうが良いでしょうから、本当に週1日しか働けないのであれば、面接時に理由と共に伝えておきましょう。
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