求人情報誌に時々ある虚偽の記載

求人情報にもない出版社のリアルを知ることのできたバイト

求人情報誌に時々ある虚偽の記載 就職に出版社を希望しています。時代の流れからしても、出版業界が活気付いていたのは80年代から90年代にかけてで、ネット時代に入ってからは若干低迷気味とも言われています。それでも雑誌や書籍は子供の頃から大好きで、電子書籍が出てきた今でも、選択としては書面を選んでしまいます。出版業界は憧れでしたし、人気の雑誌は今もあるのですし、出版への就職は、変わることなく第一希望なのです。大学卒業までの1年間、有意義に過ごしたい思いから、出版社のアルバイトをすることになりました。

求人サイトにはなかなか出ないレア案件で、ツテを通してもらったアルバイトです。出版業界への就職活動もする傍ら、実際に出版社でのアルバイトも経験できるなんて、ラッキーとしか言い様がありません。面接ではいくつかの質問があり、今までのバイト面接にはないような質問が気になりました。睡眠時間はどれくらいとか、無理はきくほうかとか、寝なくても平気な方ですか、など、手応えはいいと思うのですが、出版業界って何があるのか気になります。アルバイトは、社員さんの補助的なことが多く、送られてきたファンレターの仕分けや、データ収集などからスタートです。実際に作家さんのお宅へ原稿取りに訪問した時には、なんだか夢のような感じでした。いくつかの出版社の面接を受けて、どうにか内定もゲットしたのです。出版社でバイトして感じるのは、作家さんたちの締切待ちや、雑誌や出版締切直前は残業続きの社員さんたち、確かに体力は付けておこうと感じています。